そもそも「低酸素」ってなにか

未来のアスリート (昔の自分にめっちゃ似てる)

最近低酸素トレーニングが流行っているけど、低酸素ってどのくらい酸素が薄いんですか?
こんな質問に、アスリートに対して低酸素トレーニングを指導している”いとたく”が答えていきます!
あと高地トレーニングとも言われますが全く同じ意味です!
低酸素トレーニング=高地トレーニング

いとたく

※この記事はいとたくが初めて書いた記事なので絶対に最後までよんでください。3分で読み終わります。

低酸素ってどのくらい酸素がうすいの?

結論から言うと

酸素濃度15%~15.5%、標高でいうと2500mくらい

これだけだといまいちよくわかりませんね、詳しく説明していきます。
まず通常の空気はどうなっているのか見てみましょう


小中学校の授業で習ったと思いますが、みなさんあまり覚えていないと思うので僕が解説すると、約80%が窒素(ちっそ)です。つづいて酸素が21%
びっくりなのが二酸化炭素って0.04%しかないんですね。

ちなみに1980年代は0.03%だったので、40年くらいで0.01%上がってしまったそうです。
なにも知らない僕たちからするとこれだけかよ!って感じですが、
この二酸化炭素を増やさないように世界中の人が頑張っているわけです。


みなさんも二酸化炭素を増やさないようになるべく息を止めていてください。
(嘘です)


話がそれました
この約20%の酸素を15%くらいまで落としているのが低酸素施設です。
酸素濃度を減らすために窒素を増やしています。

未来のアスリート(何回みても昔の自分に似てる)
未来のアスリート(何回みても昔の自分に似てる)

つまり低酸素施設の中は、いつも吸っている酸素の3/4の薄さになっているってことですね!
ちなみに標高2500mって富士山でいうと何合目くらいですか?

そゆことです!いつも吸っている酸素の3/4の薄さの中で走ったり、筋力トレーニングするのが低酸素トレーニング!
標高2500mは富士山でいうと五合目くらいだね!(ルートによって多少違いますが)

いとたく


▼酸素濃度と標高の関係はこんな感じ

標高(高度)酸素濃度
3300m13.8%
3100m14.1%
2800m14.6%
2500m15.1%
2200m15.8%
1900m16.4%
1600m17.1%
1200m17.9%
900m18.6%
600m19.4%
酸素濃度と標高の関係


1回だけ酸素濃度を13%くらいまで下げたことがありますが、それはもう苦しいこと。
あの中でトレーニングするのはケニアの陸上選手でもかなりきついと思います。。


ってなかんじで低酸素の説明でした。
わかりにくかったり、質問がある方はTwitterのほうに飛んでいただいて、クレーム入れるなり質問するなりしてください。
面白かったり、わかりやすかったと思った人も一言もらえるとめっちゃ喜びます。


今後も「低酸素トレーニングの効果」「どうやって部屋を低酸素にしているか」など低酸素についての記事をどんどん書いていきます!



次回の記事は「よくある質問あれこれに答えてみた!」です!
たぶん明日か明後日!




では、